こんにちは、角野ブタ煮です!
妊活や不妊治療を考えている方の中には、
「不妊治療ってどういう順番で進むのだろう…」
「通院回数や通院費用はどれくらいかかるの?」
なんて疑問を抱いているご夫婦も多いのではないのでしょうか?僕らも不妊治療を受ける前までは知らないことだらけで不安を感じておりました…
そこで今回は【妊活のステップアップについて】を紹介していこうと思います!
僕らの実体験をもとに書いていきますので参考にしていただけたら幸いです。
自己タイミング
妊活を始めた方の多くは、自己タイミング法から始めることが多いのではないでしょうか?僕らも最初はそうでした。自己タイミング法では夫婦で性交渉のタイミングを話し合い、自然に授かる事を目的とします。
排卵日の予測は、主に月経周期・基礎体温測定・排卵日予測検査薬などで行うことになります。
排卵予測が正しければ、排卵日前3日以内(特に2日以内)に性交渉を行うと妊娠確率が高いとのことです。義務感を感じないよう無理のない範囲で行いましょう。
また自己タイミングで1年以上授かれない場合、不妊症の可能性があるので不妊専門クリニックへ通院することをおすすめします。
◾️ 通院費用:0円
◾️ ステップアップ目安:1年
タイミング療法
続いてはタイミング療法について。クリニックへ通い始めると、不妊検査とタイミング療法を行うことになります。タイミング療法は今までの自己タイミングと異なり、実際にエコーで卵胞計測をして、排卵日をより正確に予測します。
また医師により性交渉の日程を指定されることになるので、手探りで妊活をするより安心感が増すと言えるでしょう。
通院回数は生理後と排卵前の2〜4回程度になるので、仕事と両立しながら通院することも難しくありません。
通院費用は1ヶ月あたり約1万円ですが、現在は保険適用になったので約3000円程度で受けることができます。
年齢にもよりますが、タイミング療法にて6周期授かれない場合、人工授精へステップアップすることを推奨されます。
◾️ 通院費用:約3000円
◾️ ステップアップ目安:6回
人工授精について
そして人工授精について。人工授精と聞くと科学的なイメージがありますが、実際には精子を遠心分離機にかけて濃縮して、妊娠しやすいところに注入するという自然妊娠に近い治療方法です。
タイミング療法と違い人工授精日を正確に決めるので、卵胞計測をするために通院回数も2〜6回と多くなります。また必要に応じて、排卵誘発剤を打つので念頭に置いておきましょう。
通院費用は1ヶ月あたり約3万円ですが、現在は保険適用になったので約1万円程度で受けることができます。
年齢にもよりますが、人工授精にて6周期授かれない場合、体外受精へステップアップすることを推奨されます。
◾️ 通院費用:約10000円
◾️ ステップアップ目安:6回
体外受精について
最後に、高度不妊治療の体外受精について。
体外受精は準備・採卵・受精・培養・移植の順で約3ヶ月かけて不妊治療を行います。卵子を採取して受精させて育てて子宮に戻すイメージです。
通院回数は合計6〜12回と幅広くなりますが、体外受精1回で妊娠するために通院回数を増やすクリニックも多いみたいです。また通院の他に、自宅でホルモン剤の自己注射をしたり薬の服用も増えるので、念頭に置いておきましょう。
通院費用は採卵個数によって異なり、3ヶ月で約50万円と言われておりますが、現在は保険適用になったので約15万円程度で治療を受けることができます。
ただし保険適用には条件があり40歳未満の場合6回まで、43歳未満の場合3回までとなるのでご注意ください。
僕らは体外受精1回で授かれましたが、受精障害があると診断されたので、次に不妊治療をする時は顕微受精(精子を直に卵子に注入する方法)を推奨されました。
◾️ 通院費用:約15万円程度
◾️ 必要に応じて顕微受精へ…
終わりに-
ということで今回は【 妊活のステップアップ 】についてまとめました!いかがだったでしょうか?
ステップアップは飽くまでも目安で、僕らの場合AMH(残りの卵子数)が低かったので、早めにステップアップをしていきました。
仕事とのバランスもあると思うので、夫婦で話し合いながらステップアップの時期を決めていくと良いでしょう。
妊活をされているすべての方が授かれますよう、陰ながら願っております。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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